LinuxユーザーのFreeBSD入門メモ
UbuntuとCentOSしか触った事なかったのでメモ。 トラブル☆しゅーたーず#5で知り合い、懇親会でかなりお世話になった @usaturn様のご好意で HPの激安サーバー「ML115G5」を実験用に譲って頂いたので、 早速普段触らないFreeBSDをインストールしてみた。 スペックとかはまた次回の記事で。 右も左もわからないので、 インストール後から思いついた事をやってみる。
インストール直後
adduser YourName
でアカウント作成 デフォルトのシェルがshになってるので とりあえず cshに変更。
Portsとは
FreeBSDでは、パッケージ管理?の方法にportsというものを使っているらしい。 予めBSDのインストール時にアプリケーションなどの情報だけを格納しておき、 ユーザーが後から必要なものだけインストールする方式らしい。
/usr/ports/
にいろいろ入ってる。 カテゴライズされてた。
だが、インストールされてなかったので、入れる。
fetch ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/ports/ports.tar.gz
tar -zxvf ./ports.tar.gz -C /usr/
アップデート
portsnap fetch
portsnap extract
portsnap update
ためしにVimを入れる
cd /usr/ports/editors/vim
make install
これでvimをとりあえず入れてみた。
FreeBSDにBashを入れる
cd /usr/ports/shells/bash
make install
インストール時はports関係を入れてなかったので、 依存関係のプログラムをインストールする関係で、 vimとbashの2つを入れるだけでもかなり時間を食った。
chsh -s /usr/local/bin/bash
デフォルトのシェルをbashに設定。
IPアドレスの固定
一応サーバーとして動かすので、IPアドレスの固定をする
IPアドレスの固定したいけど
/etc
の中によくある sysconfig/
が無いので ネットワーク関連の設定はどこですればいいのやら。
/etc/rc.conf
で設定するみたい。 BSDの場合は、Linuxであるような eth0~x
ではなく、様々な表記らしいので、ifconfigで確認
ifconfig
bge0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500
options=c019b<RXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,VLAN_HWCSUM,TSO4,VLAN_HWTSO,LINKSTATE>
ether d8:d3:85:ae:0a:f2 inet 192.168.0.7 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.0.255 nd6 options=29<PERFORMNUD,IFDISABLED,AUTO_LINKLOCAL> media: Ethernet autoselect (100baseTX <full-duplex>) status: active
lo0: 略
bge0ね。 なるほど。 ところでなんでbgeなんだろう? eth0はEthernetだってわかったけど。
vim /etc/rc.conf
下記を追加
network_interfaces="bge0" ifconfig_bge0="inet 192.168.0.127 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255"
service network restart
とやりたいところだが、 network
ではなく netif
らしい
service netif restart
これで設定完了。