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チラシの裏よりお届けするソフトウェアエンジニアとして成長したい人のためのブログ

2013-03-21

LinuxユーザーのFreeBSD入門メモ

 UbuntuとCentOSしか触った事なかったのでメモ。 トラブル☆しゅーたーず#5で知り合い、懇親会でかなりお世話になった @usaturn様のご好意で HPの激安サーバー「ML115G5」を実験用に譲って頂いたので、 早速普段触らないFreeBSDをインストールしてみた。 スペックとかはまた次回の記事で。 右も左もわからないので、 インストール後から思いついた事をやってみる。

インストール直後

sh
1adduser YourName
2

でアカウント作成 デフォルトのシェルがshになってるので とりあえず cshに変更。

Portsとは

FreeBSDでは、パッケージ管理?の方法にportsというものを使っているらしい。 予めBSDのインストール時にアプリケーションなどの情報だけを格納しておき、 ユーザーが後から必要なものだけインストールする方式らしい。

/usr/ports/ にいろいろ入ってる。 カテゴライズされてた。

だが、インストールされてなかったので、入れる。

bash
1fetch ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/ports/ports.tar.gz 
2
3tar -zxvf ./ports.tar.gz -C /usr/
4

アップデート

bash
1portsnap fetch 
2portsnap extract 
3portsnap update
4

ためしにVimを入れる

bash
1cd /usr/ports/editors/vim 
2make install
3

これでvimをとりあえず入れてみた。

FreeBSDにBashを入れる

bash
1cd /usr/ports/shells/bash 
2make install
3

インストール時はports関係を入れてなかったので、 依存関係のプログラムをインストールする関係で、 vimとbashの2つを入れるだけでもかなり時間を食った。

bash
1chsh -s /usr/local/bin/bash
2

 デフォルトのシェルをbashに設定。

IPアドレスの固定

一応サーバーとして動かすので、IPアドレスの固定をする

IPアドレスの固定したいけど

/etc の中によくある sysconfig/

が無いので ネットワーク関連の設定はどこですればいいのやら。

/etc/rc.conf で設定するみたい。 BSDの場合は、Linuxであるような eth0~xではなく、様々な表記らしいので、ifconfigで確認

bash
1
2ifconfig
3
4bge0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500 
5options=c019b<RXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,VLAN_HWCSUM,TSO4,VLAN_HWTSO,LINKSTATE> 
6ether d8:d3:85:ae:0a:f2 inet 192.168.0.7 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.0.255 nd6 options=29<PERFORMNUD,IFDISABLED,AUTO_LINKLOCAL> media: Ethernet autoselect (100baseTX <full-duplex>) status: active 
7lo0: 略
8
9

  bge0ね。 なるほど。 ところでなんでbgeなんだろう? eth0はEthernetだってわかったけど。

bash
1vim /etc/rc.conf
2

  下記を追加

network_interfaces="bge0" ifconfig_bge0="inet 192.168.0.127 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.0.255"

bash
1service network restart
2

  とやりたいところだが、 network ではなく netifらしい

bash
1service netif restart
2

  これで設定完了。

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