
会社を辞めました。
5月いっぱいは有給消化して6月からは新しい会社で働く予定です。
退職理由
6年以上も働いていると、いろんな人に理由とかキッカケを聞かれます。当然、長い年月の中で私を誘ってくださった人も多くいます。 なので頭にこのトピックを持ってきました。
一緒に働きたい人がいるので、その人の会社に行く。 原動力はそれでした。
もちろん私も一応人間なので嫌な事とか当然あるにはあるんですが、あんまりそれだけだと転職を決意する理由にはなりませんでした。
ただ、今の部署に異動してきたタイミングで決意というか、自分の中で「こういう状況になったら転職活動を本格的にやろう」と決めていたことはいくつかあって、そのうちの何個かが満たされた状態になったので、自分の中で一区切りついた感が出たかなという感じです。 (補足しておくと、この条件的なものに後ろ向きすぎる理由はないです。捉え方によるかもしれないので公には出しませんが)
転職活動について
実は1年に1回くらい転職活動みたいなものはするものの、あんまり転職するという意思決定を持った状態はなくあくまで自分の視野を広げたいなという感覚でやっていました。
ですが、今回は色々と状況が違うので、そのまま話は進んでいき、最終面接とかに進ませてもらったところも何社かありました。
進んだ会社について
あまり詳細を書くつもりないのでざっくりですみません。
SaaSを提供している会社をいくつか受けましたが、今働いている会社以上の魅力は感じず、辞退してしまいました。
転職活動中の反省点
ちょっと自分の中で反省だな〜と思うことがあって、技術面接というか、技術課題というかが結構準備不足で入ってしまったことです。
私自身は設計とか実業務の課題解決とかは得意なんですが、即興でアルゴリズムを用いてコード書いたり、とかいうのが苦手です。
なので、面接官に見られた状態でホワイトボードにコードを書いたり、エディタを画面共有して(AIコーディングをオフにして)単純なコード力を問われる部分に関しては、全く準備できていなかったので歯が立たず、面接官の方たちに勿体無い時間を使わせてしまったなという。
技術面接・技術課題がPASSしたところもありますが、やっぱり上記のようなスタイルは結構苦手でした。反面、提出型の課題については(AI使ってOKというのもあり)普段の力量に近いものが出せたかなと思います。
今後は技術課題のあり方もAI前提に変わってくると思いますし、私が苦手としているスタイルの選考も無くなっていくかもしれません。
現職でやったことについて
カスタマーサクセスとしてキャリアチェンジして入社し、ソフトウェアエンジニアに社内転職してプロダクト開発に携わり、最終的には新規事業の立ち上げまで担いました。
すべて書くとGW潰れそうなので、過去の私が書いた記事に譲ります。
現職について
色々な苦しみを抱えているのは事実ですが、一時期に比べると本当に良い会社になったなと感じます。この会社でのキャリアの後半は一歩遠い視点で見る事が多かったですが、雰囲気も良くなったりしますし、言葉があってるのかはわからないですが、会社全体に対しては、なんとなく「僕がいなくても大丈夫そう」とちょっと感じたところはあります。
(直接私が関わっているところの引き継ぎ先には本当に苦労をさせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・・)
次は何をするのか
入社後にまた記事を書くと思いますが、ソフトウェアエンジニアを主軸に起きつつ、色々とやる事が多いチャレンジングな環境になると思います。 その分、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリア成長も期待できるので、当面は本当に苦しい期間が続くと思いますが、なんとか食らいついて、招いてくださった方や、送り出してくださった方に恥ない動きができるようにしていきます。
余談
いただいた寄せ書きだったり、お別れの会だったり、送別会だったり、自分が送る側だった時にやっていたことがその立場になると、不思議な感覚でした。
実はこのブログを読んでいるというコメントだったり、昔よく開催していた勉強会が好きだったとか、日々相談にのっていたことで心が救われたとか、毎週 1on1 で懇切丁寧に向き合ってくれたのが嬉しかったとか。
自分が誰かに対して及ぼした影響みたいなのがプラスで一気に返ってくる感じがして、とても嬉しかったです。
最後にエレベーター乗る時にその場にいた全員がエレベーター乗るまでホールまで送ってくださったのは半分ギャグみたいな状況ではあったものの、「辛い事とかムカつく事とか年がら年中あったけど、なんかこの会社で働けてよかったな」という気持ちでいっぱいでした。
ありがとうございました。
/以上
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